当社が提供する投資関連サービスは、主として適格機関投資家・特定投資家等のプロフェッショナル投資家を対象としています。本ページは当社の考え方をご理解いただくための情報提供であり、特定の金融商品の取得勧誘を目的とするものではありません。

「潜在成長率の低い日本では企業収益は上がらず、日本株への投資は勝ち筋ではない。だから海外資産に投資した方が良い」 — それが長年の通説でした。

しかし、過去10〜15年の日本株は、この通説とは異なる事実を示しています。日経平均は過去10年で3倍を超え、日本企業のEPS成長率は他国を凌駕してきました(※)。日本の大型上場企業の海外売上高比率は3割台から6割台へと拡大し(※)、日本企業はうまく海外に出て、海外の成長の果実を収益として国内に取り込んでくれたのです。日本株への投資は、海外の成長をリターンとして享受するための絶好のビークルとなりました。加えて、東証のPBR改革を契機としたコーポレートガバナンスの改善も、まだ道半ばながら、確かに機能してきています。

※Bloomberg等のデータを基にインベストメントLab算出、2026年4月時点。

グローバル分散・パッシブ投資が、全ての投資家にとって王道であることに疑念の余地はありません。一方で、日本を母国とする人がホームカントリーバイアスを持ち自国企業を応援することに一定の理解はあっても良いと考えます。また近年日本株のリターンは実際にグローバル分散投資に引けを取っておらず、日本株市場への信認が増す限りその傾向が続いたとしても驚きはありません。

さらに日本株市場は、他国対比でアクティブ運用が超過収益を獲得する余地が比較的存在することが、S&P SPIVA等の実証研究で示されています。グローバルではアクティブ運用の苦戦が続くなか、日本株市場では構造的な市場特性が異なる傾向にあるようです。

その背景には、約4,000社にのぼる上場企業のなかに、ファンダメンタルズが十分に反映されていない投資機会が数多く埋もれているという構造があります。私たちは、そこをつぶさに研究し数多くの投資アイデアに昇華させ、高度なリスク管理のもと継続的なリターンに変えていくことに挑戦します。

未公開市場にも、独自の妙味があります。日本のスタートアップには、ディープテックや独自技術に裏打ちされた素晴らしいシードが数多く存在する一方で、そこに十分なリスクマネーが回りきらない資金循環の目詰まりがあります。人生を賭して成長を企図する起業家には最大限の敬意が払われるべきですが、ほめたたえるだけでなく、将来の絵姿を見据えた規律ある厳しい目線と継続的な資金供給力を持ち合わせた投資家の関与でその潜在力を解き放つことができると私たちは考えます。

市場に対しリスクマネーと流動性を供給し、発行体企業と建設的な対話を続け、世界に伍する企業になるまで成長を見守ること、大口の機関投資家に見てもらうまでの橋渡しをすること — それが、私たちの立ち位置での社会的役割だと考えております。

私たちが謙虚に受け止めるべき業界の現実があります。

過去多くの市場でアクティブ運用がパッシブ運用を上回ることが容易でなかったこと、また「我こそは」というアクティブの多くが結果として投資家の期待に十分応えてこられなかったことを、私たちは正面から受け止めています。私たち自身も「我々は違う」と実証するには歴史が浅すぎます。

ベンチャーキャピタル業界も上場株市場のリターンから圧倒的に劣後している現実があり純投資の目線では難しい投資対象と評価される事があります。

私たちはこれらの現実に正面から向き合い、謙虚に日々PDCAを回しプロセス改善とスキルの研鑽を続けることで、投資家の皆様にとっても資本市場にとっても存在価値のあるアクティブマネージャーの一社となることに努めてまいります。

私どもは、日本株のアクティブ運用戦略(ヘッジファンド戦略・ロングオンリー戦略)と、主としてミドルステージ以降を投資対象とするベンチャーキャピタルを運営しております。我々のここまでの実績、継続中の挑戦、そして資本市場に対する役割をご理解の上、選択肢の一つに加えていただけましたら幸いです。

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